いがにんのぼやき

WEBエンジニアのブログ。IT、WEB、バンド、アニメ。

Sansan&Eight技術責任者のリアルトークイベントに参加してきた

connpass.com

参加してきました。
その時の雑な自分用メモを公開します。

発表者

藤倉 成元
Sansan事業部 開発部長
新卒でSIerで技術研究を行っていた

宍倉 功一
Eight事業部 開発統括責任者
ベンチャーではサーバーサイド
大学でベンチャーを立ち上げたりしてオージス創建で組み込みを行っていた
中間言語を吐き出す方法を研究していたり
そこからベンチャーでWEB受託開発

永井 晋平 卒業後XPの検証などを行っていた
Pythonを使っていた
前職は2ヶ月でやめてSansanに
Sansan第一号社員

組織体制や部署間の連携

Sansan事業部

120名の事業部
35名のエンジニアチーム
同時に10以上のプロジェクトが走っている
一枚岩のソースを35名で触っている
マイクロサービスではなく影響範囲をしっかり意識しながら開発している
それぞれが何をしているかを把握するよう努めている
KPIはあまりない
ユーザーがどれだけ使ってくれているかによるのでエンジニアのプロダクトでどうにかなる世界ではない
課題としては組織自体、目的意識などなど

C#を使っている理由

タブレットとしてWindows Phoneなどを使用していたため、そのまま共通で.NETを使用した

Eight事業部

15名のエンジニアチーム
9名のRuby開発者
1名のインフラ
他にデザイナー、マーケッターなど
朝会から始まり、周会で報告、それぞれを把握
ひとつひとつの施策を小さく行っている
1ヶ月では15、細かなものは30くらい
1つの施策は1ヶ月、検討からリリースは1週間程度で2週間で効果測定、その後検証、改善
Pivotal Tracker
企画に対してエンジニアからもフィードバックを行って、みんなで施策を行う
100万人のユーザーを超えた、名刺数は1億
大規模になってきて技術的負債が溜まってきている
データベースをAuroraに移していくことを検討したりしている

ビジネスネットワークとして変化する
DAUやユーザー数、ユーザー同士が繋がった数を意識している

Rubyを使っている理由

開発スピードとか何度も壊して作ってを行うときにはRubyが最適だと考えられた

オペレーション部

画像をデータ化するチーム
月間で800万枚をデータ化している

開発部

Ruby on Rails
11名でruby

R&Dグループ

画像解析や機械学習をやりながらWEBアプリを作っている
30~40%を自動化している

KPIは正しくデータ化する、早くデータ化する、安くデータ化する、安全にデータ化する
リリースの結果もその数字ですぐわかる
一番結果がわかりやすい世界
研究開発に近い世界

できるところからやっていく人がいい

開発ポリシーとして細かくリリースを行う
長くても1ヶ月に1回のリリース
定期的に週1回はリリース
課題としてはやはりパフォーマンス

キャリアプラン

永井さん
最初は全然考えていなく事業の成功のことしか考えていなかった
事業の成功で、キャリアが付いてくるという考え

宍倉さん
同じようにあまりキャリアは考えていなくて、事業を成功させること優先だった
施策のリーダーは固定化していない
なので責任から成長することができる

藤倉
同じように事業を成功させることが優先
古き良き年功序列がないので昇進なんかない
昇進という考えがまずない
会社から求められることを行って行った結果

事業展開

新規事業は立ち上げる気はない
SansanとEightを日本一にするので、他は興味がない

エンジニアへの期待

宍倉さん
事業の成長と個人の成長を結びつける
今のチームを一回り大きくしよう、そんな結果を出せるメンバーがいい

Rubyを習得している必要はない、する意思があればいい
コードレビューがあるから習得できるはず

永井さん
やろうとしていることに共感しているか
技術が好きか
ギークチームにあるHRT、尊敬と謙虚と信頼を大切にしましょうというのを気にしている
Rubyが書けるに越したことはないが、他の言語が書ければいい

藤倉
主体性が大切
今第9期だが、200人くらいになってもベンチャーである
ツールを入れたいとかではなく、ツールを入れようといった人であるべき
チームワークのある主体性

名刺の文化

ベトナムは名刺の扱いが違った
ただ共通して名刺交換は行われる
名刺を扱っていながら、名刺をなくすがEightの考え
Eightの中での交換で完結できるようにする

法人向けは名刺管理をやりたいわけではなくCRMなどを目指している
人と人が出会う瞬間を握るために名刺を握る
人脈を扱っていきたい

業務時間

法人はKPIが緩い
なので無理に残業といったことはないが自分の言ったリリースは守る

朝早く来てやったり

会社案内

Sansanのさんは〜〜さんのさん
さんとさんをつなげることで働きに革新を起こしたいという思い
CMは東京にしかしてなかったが、大阪などにも放送を始めたら、2倍のお問い合わせ

神山ラボ

徳島県、R&Dとスマートフォンアプリが1名づつ常駐している

全員、個人情報保護士を取得している

普段は8時くらいに帰っている
社員全体の平均残業時間は30~40H

離職率は10%くらい、市場としては20%平均

どにーちょは上席に許可がとれれば使える

面談

Eightの開発統括責任者である宍倉さんとお話しさせていただいた。
以下その時のメモ。

いろいろ取り組むことは大切
テストは全てに導入すべきというわけではない
3ヶ月とかならテストを書かなくてもいいのではないか
1年とか運用していくときに効果が出てくる
テストを書いている時間があるならば速さを重視するときもある
ずっと継続的に発信していくことが大切、そうすると文化として根付くかもしれない
個人ではなく、最終的にチームとして、会社として何を行うべきかを考える
その場限りではなく10年後を考える
勉強会は定期的に行っている
ライブラリのソースコードをみんなで読んで導入検討をしたり、プルリクを投げてみんなでその変更を行うか検討したりしている
新しい技術は1ヶ月だけ導入してみるとか行っている(Eight本番)
いろいろやり遂げて前向きな転職をしよう
Sansanに入社したときにベンチャーっぽくないと思った。それはきまりや指針などがしっかりしていたから

※この度過去に参加したイベントのメモなどを公開することにしたので、投稿日時をイベント当日に変更してあります。