いがにんのぼやき

WEBエンジニアのブログ。IT、WEB、バンド、アニメ。

ざっくりPHPカンファレンスメモ

PHPカンファレンスに参加してきた。 ざっくりしたメモ。

phpcon.php.gr.jp

OPCacheの最適化器の最適化

OPCacheの機能
バイトコードの最適化のお話

定数の最適化の挙動がすごいなーと。
もうコンパイラじゃん!ってなった

Lancersバージョンアップ

お姉さんが動いた!という喜びのコミット
目をつぶっていたNOTICEエラーを消して行った
別ブランチを作成してバージョンアップを行なって行った。
masterブランチの更新も走っていたので差分を取り込むのが大変であると。
Upgrads Shellだけでは動かなかった
自動で新しいメソッド、関数に変換するシェルを作成した(App::importをApp::usesに変換とか)

CakePHP1.3でできることを先にしておく
paramをdataにするとか

CircleCIでチェックし変更をする
CakePHP1.3と2.8を同居させることに成功した
Codeceptionで動作を担保する

phpのバージョンアップ -> カナリアテスト
CakePHPおんバージョンアップ -> 2バージョンを用意して書き換えて行く、UnitTestも2バージョン用意、Codeceptionがあるから安心

Realtime Messaging with Firebase

チームにはAPIエンジニア2
iOS/Android 1

2ヶ月でのリリース
なるべく作らない方針

microserviceとして切り出さない
クラウドサービスを使い倒す
スコープを削りきる

Firebase

Googleの提供するBaaS
モバイルに非常に特化して多機能

Firebase Realtime Database
Firebaseの機能の一つ

サンプル

{
    "messages" : {
        "1": {
        "text": "hello, firebase",
        "user": "sota1235"
    }
}

認証機能を追加したりできる

Rule

ノードに対して数字のみとか書き込み禁止とかできる

rulesには.writeにfalse、その中のroomsには.writeと.readにtrueでroomsだけに制限することができる

Ruleの適用

GUI or REST APIで設定
ハマりどころがあるらしくREST APIがおすすめ

スキーマ設計

Subscribe側を意識する 非正規化した方がいい場面もある
後方互換性を意識

配列がない

addすると自動でキーが振られて配列みたいに作成される

放送後はデータを読み込ませない
特定のライブIDが放送中かどうかのフラグを管理し、読み込みを許可する
root.child('alive_lives').child($live_id).val === trueとすることで他のノードの値を引っこ抜いて書きこみ、読み込みを制御できる
admin権限でルールを無視して放送中フラグを変更する

Write戦略

スマホからFirebaseへの書き込みは行わせない(APIを通す)
攻撃、認可など工数を考えたため
APIからEnqueue Job(Q4M)、Worker Process(PHP)がDequeue Job、Firebaseに投げる

FirebaseをSPOFににしない

野良SDKでkreait/firebase-phpをおすすめ

Read戦略

クライアントは受け取ったデータを表示するだけ(バリデーションはかけない)

スケーリング

Realtime Databaseはスケールアップできない
常用インスタンスと高負荷用インスタンスを分ける

料金は従量課金
何台インスタンスを立てていても通信しなければタダ
Firebase ProjectsとGCP Projectは1対1

Cloud Firestoreで変わった点

自動スケールアウトするようになった
SDKのI/Fがよくなった(Where的なことができるようになった)
RDよりLatencyが伸びる可能性がある

VS

新規プロダクトは基本Cloud Firestoreでよい
ReadWriteオペレーションが大量に発生する場合はCloud Firestoreの方がお金がかかる

何がよかったか

ユーザー体験
シンプルなアーキテクチャ
待機開発リリースを実現

運用、追加開発しづらいPHPアプリケーションに未来を与える方法

しやすい

やりやすいとは

  • テストコードがある
  • アプリケーションモニタリングがある
  • デプロイが容易(CIサーバー・1コマンド)

モニタリングを追加

New Relic見える化 各コントローラー、エンドポイントのレスポンスの記録を確認できる

新規機能追加

既存のアプリケーションを触らず、別のアプリケーションを立てて修正して行く Slim 3.xとALBを使用して追加していく

セッション

session管理はデータベースに書き込むようにした