現在時刻を扱う処理をJavaScriptで書いてPCの時刻を変更して試すとき、ブラウザによって癖がある
現在時刻を扱う処理をJavaScriptで書くことはよくあると思う。ある日時を過ぎていたらリンクを非活性にしたり。
そんなときにブラウザで試そうと思うとPCの時刻を変えるのが手軽なわけだ。
もちろん現在時刻をモックして変えられる仕組みを導入していればいいのだが、WEBフロントエンドではそういう仕組みを導入しているところは少ないんじゃないかと。
じゃあ試してみようと思ってPCの時刻を変えてChromeで試してみると数十秒待たないとその時刻が反映されなかったりする。
Firefoxで試すと即時反映される。ブラウザごとに違うんだなーってことで一旦2ブラウザでどう変わってくるか試してみた。
検証したOSはWindows。Macとかだとまた違うかもしれない。
ブラウザ | 現在時刻 | タイムゾーン |
---|---|---|
Chrome | タブを新しく開けば更新される、そのまま待っていても数十秒更新されない、ページを更新しても数十秒更新されない | 即時反映 |
Firefox | 特に更新もせず即時反映 | タブを引き直しても反映されない、Firefox自体を落とさないといけない |
Windowsとかだと「日付と時刻」というところから「日付を手動で設定する」のところから日時を変更することが出来る。
んで、ブラウザの開発者ツールからConsoleを開いて new Date
と叩けば現在時刻が出てくるのでそれで確認。
現在時刻に加えてタイムゾーンの変更時の挙動も検証してみたらちょっと仕様が違っていて面倒だなと。
SafariやEdgeは検証していないが実際に試してみる場合はこのことを頭に入れておかないとハマりそう。